オーストラリアの食品や飲み物ってあまり日本では見かけませんよね、、
でもオーストラリアの食文化は独自性があり、
国内外で注目を集めるトレンドがいくつかあります。
特に、健康志向に富んだ製品が人気をがあるように思えます。
では、現在注目されているオーストラリアのトレンドアイテムについてみてみましょう。
1. オーガニック & サステナブル食品
オーストラリアは、オーガニック食品の生産において
世界的に有名なのはご存じでしたでしょうか。
特に、健康志向の高い消費者が増え続けているので、
無農薬や無添加の食品が非常に注目されています。
具体的な商品としては、オーガニックの野菜や果物、グルテンフリー製品、
ビーガン向けの加工食品が人気といえるでしょう。
また、地元の生産者を支援するローカルフードや
「ファーム・トゥ・テーブル(Farm-to-Table)」という理念が広がりつつあるそうです。
ある意味、冷蔵庫など保存する機械がなかった時代と同じような食べ方と言えますね。
オーガニックオーツ
朝食の定番として、オーストラリア産のオーガニックオーツは高い評価を得ています。
日本でも少しずつ、オーストラリアのオーガニックオーツを見る機会が増えてきました。
あまり日本では食べなれていないオーツもシリアルのように果物を載せたりしても美味しいですよね!
牛乳やヨーグルトと一緒に食べるのもおすすめの一つです。
オーストラリア産アボカド
アボカドトーストがオーストラリアでブームってご存じでしたでしょうか。
オーストラリアでは品質の高い国産のアボカドが注目を集めています。
筆者もオーストラリア人なのですが、日本ではアボカドを食べる人は少ないですよね。
そして、食べるとしてもアボカドをサラダに載せるか寿司に載せるかって感じですよね。
アボカドトーストはすりつぶして塩コショウするだけなので、シンプル。
また、食パンに載せるだけなので、簡単でヘルシーな食事なので
ぜひ日本のみなさんにも挑戦してもらいたいです。
2. 代替プロテイン食品
オーストラリアでは、プラントベース(植物由来)の代替プロテイン市場で
急成長を遂げています。
特に、ビーガンやベジタリアン向けの肉代替品、
豆類や豆腐をベースにした高たんぱく質食品が人気です。
オーストラリアは日本ではあまりみかけない
ビーガンやベジタリアンが非常に多いんです!
なので、肉や魚類、卵などの食品も食べない人も多いんです。
そんなことしてたら、日本では嫌われそうですが(-_-;)
オーストラリアでは動物を保護したい人も多く、
また、環境に配慮した食品選びをする消費者が増えています。
それでは、ヘルシーでエコフレンドリーな選択肢として
広く受け入れられている代替プロテイン食品をみていきましょう。
例:
- Beyond MeatやImpossible Foodsのようなオーストラリア版プラントベースのバーガーやソーセージ
- テンペ(発酵大豆製品)やサタン(小麦グルテン製品)などの伝統的な代替プロテイン製品
3. ナチュラルワイン & クラフトビール
飲料業界では、自然派ワイン(ナチュラルワイン)やクラフトビールが
引き続き注目を集めています。
オーストラリアの自然派ワインは、無添加や無ろ過、天然酵母で発酵させることで、
独特の風味を持つワインを生み出しています。
特に若手ワインメーカーがこうした革新的なアプローチを採用しており、
ナチュラルワイン市場は急成長しています。
また、クラフトビール市場も活況を呈しており、
小規模なブリュワリーが次々とユニークなビールを作り出しています。
特に、フルーツやハーブを使用したフレーバービールや、
サワービールと呼ばれる酸味のあるビールが人気です。
例:
- オーストラリア産ナチュラルワイン:例えば「アイランダーエステート 」のナチュラルワインは世界的に注目されています。ミリアドワインショップで販売しています。
- クラフトビール:オーストラリアのクラフトビールブランド「クーパーズ」は南オーストラリア州で作られており日本でもシトラス系のビールとして知られています。
4. ブッシュフード(オーストラリアの先住民の伝統食材)
ブッシュフードは、オーストラリアの先住民が数千年にわたって食してきた自然食材で、
近年では健康志向の高い消費者やシェフの間で注目を集めています。
カカドゥプラム、ワトルシード、フィンガーライムといった栄養価が高く、
抗酸化作用が期待されるスーパーフードが特に人気です。
これらの食材は、独特の風味を持ち、スイーツやサラダ、
メインディッシュの風味付けに使われることが多いです。
さらに、これらの食材はオーストラリアの文化的遺産とも密接に結びついており、
観光業とも連携したプロモーションが進められています。
例:
- カカドゥプラム:抗酸化作用が非常に強いスーパーフードとして知られています。
- フィンガーライム:キャビアのような食感と酸味が特徴で、高級レストランでも使われています。
5. オーストラリア産クラフトジン
ジンの人気が世界的に高まっている中、
オーストラリア産クラフトジンも注目されています。
特に、地元の植物を使用したオリジナルのボタニカルブレンドが特徴です。
ワトルシードやユーカリ、ネイティブハーブなど、
オーストラリア固有の素材を取り入れたジンは、ユニークな香りと風味が楽しめます。
オーストラリアのクラフトジンは、世界のカクテル愛好者やバーテンダーの間でも高く評価されています。
例:
- Four Pillars:ビクトリア州産のクラフトジンブランドで、地元のボタニカルを使用した多彩なラインナップが人気。
- Never Never Distilling Co.:南オーストラリア州のジンメーカーで、スパイスや柑橘系の風味が特徴。
まとめ
オーストラリアの食品・飲料は、健康志向やサステナビリティ、
独自の文化的背景を生かしたユニークな製品がますます注目されています。
日本でもそうですが、世界的にもますます健康志向になりつつありますね。
特にオーガニック食品や代替プロテイン、クラフト飲料、
ブッシュフードなど、エコフレンドリーで革新的な選択肢が増え、国内外で人気を博しているようです。
これらのトレンドは、今後も成長が期待され、
世界中でオーストラリアの食品・飲料の需要がさらに高まること間違いなさそうですね。