ワインの女王:ボルドーワインの危機?
ワインは世界中で愛されていると言っても過言ではないくらい愛飲者がビールの次に多いとのこと。
そして、何より世界ではフランスワインが知名度が高く
何と言ってもボルドーのワインは美味しいと誰もが知っていますよね。
しかもボルドーのワインはワインの女王と称されるくらい本当に愛飲者が多いです。
フランスワインって言えば、ボルドーワインで決まりですよね。
そのボルドーワインが危機的状況って皆さんはご存じでしたか?
ボルドーワインの品質が危機?
そんなボルドーのワインが気候変動により、最近少し話題になっているようです。
なぜなら、ワインの原料となる葡萄は温暖化になると、
葡萄自体の糖度やアルコールも上がり全体的にも味にバランスが取れなくなってしまうようです。
よって、2024年現在、ボルドーの気候変動によるワインへの脅威や危機的状況が
差し迫ってきているのは間違いないでしょう。
ボルドーは高温多雨
でもどんな気候変動がボルドーワインに影響を与えるのでしょうか?
特に、フランスワインの名産地、ボルドーの気候は高温多雨になってきています。
そして、それにより、葡萄自体に『ベト病』と呼ばれる真菌を増殖させるといった現象が起きてくる。
しかもボルドーのワイナリーの全体の90%程度に被害が及んでいる模様。
また、今後のボルドーのワインが本当に心配になってきます💦
生産量も減少
特に、ボルドーワインの赤ワインへの危機はすさまじく、
ワインを製造する過程で葡萄の皮も一緒に発酵させてワインを造るので、
葡萄の病気が残ったままだとカビのような匂いが残ってしまいます。
ボルドーワインは、これからもこの菌と戦っていくのは間違いなさそう。
また去年のボルドーワインの生産量も約2/3弱にとどまっている。
フランスじゃなくてもボルドーワインが飲めるかも
実は、ボルドーワインってボルドーで作られたからボルドーなんですよ。
って当たり前のことを言ってスミマセン💦
しかし、ボルドー出身のワインメーカーさんが違う国でワインを造ったらどうでしょうか?
これもまたボルドーワインと呼んでも良いのではないでしょうか~
そして、今回ご紹介したいのが、ボルドー出身が造るオーストラリアワインです。
オーストラリア産ボルドーワイン
このオーストラリアワインはカンガルーアイランドと言って、
南オーストラリア州のアデレードの下にあります。
オーストラリアは雨が少なく、葡萄自体の病気に対する被害は少ないものの
結構山火事で毎年どこかで被害を受けています💦
でも、燃えてもまた時間をかければ葡萄の木は復活すると聞いています。
おすすめのワインがこちら
そして、今回ご紹介したいのが、Islander Estate(アイランダーエステート)のワインです。
もちろん、ボルドー出身のワインメーカーさんが手掛けており、
つくるワインはすべてナチュラルワイン。
ボルドーワインが好きでナチュラルワインが好きな愛飲者さんには朗報ですよね!
オーストラリアワインは年々、美味しくなっており、
オーストラリアワインとフランスワイン、ボルドーワインの良いところを取ったワインです。
このワインは北海道でしか買えない!?
残念ながら、日本では、このワインが限られたところでしかかえないのです。
そして、買える場所が、北海道の小樽市のオーストラリアワイン専門店 Myriad(ミリアド)。
多くのオーストラリアワインの種類もありおすすめの店舗(ワインショップ)です。
もし、北海道に足を運べない方にもオンラインショップで購入できますので、
ぜひご覧になってみてください。
きっとあなたにピッタリなボルドーワインのようなオーストラリアワインが購入できますよ 笑
気候変動でワインが美味しくなる!?
逆に、気候変動を活かして、上手にワインが造れるようになった国もあります。
それが、イギリスです。
以前までは、イギリスのワインは歴史的にもワイン造りに適していなかったとされ、
ワイン造りにおいてもボルドーのように病気で悩まされた過去も。
しかし、地球温暖化というイギリスのワイン造りにプラスな要素が到来しました。
なぜ、ボルドーは地球温暖化で被害を受けたのにイギリスでは好要素となったのか?
温暖化で葡萄が完熟
それは、地球温暖化によって、葡萄がより完熟できたからだそうです。
いままで、葡萄を熟すのに適さなかった国が、年々、熟し始めより美味しくなるなんて時代は恐ろしいもんですね💦
そして、イギリスのワイナリーの土地も徐々に広くなり、10年で約4倍もの広さになったと聞いています。
また、その広大の土地で作られたワインは、主にスパークリングワインとのことで、
イギリス産のスパークリングワインは世界でも注目を浴びています。
まとめ
世界的に有名なボルドーワインが危機的状況だったとは意外でした。
私自身、ボルドーのワインも好きなので、
本当に危機を乗り越えて美味しいワインを造り続けて欲しいです。
あと、オーストラリアワインでもボルドーのようなワインが楽しめるって面白くないですか?
もしかしたら、ボルドーワインの愛飲者さんには怒られちゃうかもしれませんが、
一度飲んでみてはいかがでしょうか。
本当に世界各国のワインはどの国も美味しいと感じてしまう私ですが、
どの国も美味しいワインを造っている
国によってその特徴ははっきりしていると思います。
例えば、ヨーロッパやアメリカではミディアムボディーでとてもフルーティだったり、
チリやオーストラリアではフルボディーなワインだったり、
その地方の料理に合わせてワインもつくられている気がしました。
また、これからイギリスのスパークリングワインは要注目ですね!
そして、もっともっと美味しくなって欲しいと願うばかりです。
日本ワインも多く見かけるようになりましたが、
やっぱり雨の量は多いので、これからもワイン造りには苦労しそうなイメージはありますが、
少しずつ美味しくなっているなと感心させられちゃいます。
では、またどこかでお会いしましょう!